神経症とはドイツ語でのNeurose(ノイローゼ)を指し、「主として心因性に起きる心身の機能障害」と定義されています。心の障害のうちでも最も頻度の高いもので、一般的に人口の10%を超えるとも言われ、年齢的には、10代後半から40代までに発症するのが普通です。
また、神経症は医学的に心理的原因によって生じる心身の機能障害の総称とされるので、一般的に言う精神病のノイローゼとは異なります。
神経症の発症にはある程度遺伝的な影響もありますが、重要なのは性格的要因です。内向的、小心、過敏、完全主義的傾向などの特徴をもつ神経質性格は、その代表的なもので、環境的要因も神経症の発症にかかわりがあります。